コウモリが家の中に…
見てください、怖いですね〜。明らかにチョウや鳥とは違う感じで不気味です。
娘が「ママ、なんかいる」と言って呼ぶので行ってみたら、なんとコウモリ。
しかも、キュッキュとか鳴いるし…
実は今、コウモリの被害が急増しているとのこと。
日本の家屋で多くみられるアブラコウモリは、気温が25度以上の環境を好むとのことで、地球温暖化の影響か繁殖しやすい状況になっていて、また餌となる昆虫も多いので都市部でもコウモリの被害が増えているのだとか。
ちなみに、アブラコウモリはおとなしく人に噛み付くようなことはないそうです。よかった。
また、普段人の出入りが少ない部屋の付近は要注意です!!
コウモリはちゃんと人気のない部屋を選んで巣を作っていました。我が家の被害箇所もそうでした。
部屋に入ったコウモリを追い出し、駆除業者を呼んで消毒と対策をいたしました。
万が一、コウモリに遭遇してしまった場合の対処法から駆除、費用まで、我が家の「さよならコウモリ!」体験談です。
コウモリを逃す方法
実はコウモリ、「超獣保護管理法」という法律で守れらているため、許可なく捕獲、殺傷することができないとのこと。(知らなかった…)
また、コウモリは不衛生で様々なウィルスの媒介元となってしまう可能性があるので、直接手で触れることは危険とされています。
なので、コウモリが家に棲みついたら基本は家から追い出して、戻ってこれないように侵入口を塞ぐ、ということが主な対処法となります。
くん煙材や、スプレーで追い出すこともできますが、その際は手袋や、保護メガネなどの完全防備でやる必要がありますし、コウモリに対する知識がなければしっかりとした駆除ができないと思います。
1匹、2匹が家の中に入ってしまったような場合は、まずは以下の方法で、コウモリを傷つけないように、家から追い出してみます。
簡単な追い出し方
- 虫取り網で捕まえて逃す
- 手袋をして優しく捕まえ逃す
- 蚊取り線香などを焚いて煙を出し、窓を開けて逃げるのを待つ
です。
我が家でも、虫取り網を使って捕獲し、逃げないよう段ボールを網に当て、そっと外へ逃しました。
万が一手に触れてしまった場合は、よく手を洗ってアルコール消毒で除菌した方がいいですね。
駆除業者へ依頼
とりあえず、家の中のコウモリを外へ出すことはできましたが、気になる点がいくつかありました。
- ほぼ日中締め切っていた家の中へどうやって侵入したのか?
- 家の中に塞いでいない換気口が一か所ある
- 使っていない部屋の雨樋がいつもバタバタと鳴る
ひょっとして、家の屋根裏か使っていない部屋の雨樋またはシャッターあたりに棲みついているのか?と思いました。
家の中に棲みついてしまうと、糞害、ダニ、ノミ、病原菌の発生や家の傷みなど、気になるところです。
できれば自分で触りたくないし、汚れた家の中を掃除するのはちょっと…。
とりあえず、家に棲みついているのかどうかの調査と、駆除する場合の費用がどのくらいするのか、専門の駆除業者へ連絡して、見積もりを取ることにしました。
棲みついている証拠は?
見積もりを依頼した業者は、すぐにその日の夕方に来てくれました。
すると、すぐにコウモリが棲みついているという「証拠」が見つかりました。流石プロ。残念な結果に…。
うわー、気づかなかった。糞が落ちてる…。
室外機はいちいち見ないし、ベランダは普段使わない部屋の側に落ちていました。洗濯物はいつも部屋干しのため気がつきませんでした。
業者の方曰く、「糞の数からしてつい最近、それこそ棲みついて1週間くらいですね。」とのこと。おー、糞の数で日数も割り出せるのですか!!
糞が落ちている場所の上に巣があるとのことで、上を見上げると屋根と壁面の間の隙間に侵入し、どうやらそこへ巣を作っている様子。(1〜2cm開いていれば入り込むとのこと。)
それから、屋根裏にも侵入していないかどうか中から捜査。↓
まだ広範囲ではなさそうだが、断熱材が汚れている箇所があるので、侵入はしているだろう、とのこと。
ショック…。
棲みついてから時間が経つと、追い出してもまた戻って来てしまうので、気がついたら早めに対処した方がいいそうです。
見積額は…。
- 基本料
- コウモリ追出処理
- 雑菌消毒
- のみ、ダニ消毒
- 消臭
- 危険作業
- 外壁洗浄
- 糞清掃
- 人件費
で、およそ80万…。
高所作業のため、必須ではないができれば足場を組みたいとのこと。足場代に別途25万。合わせて105万って…。
金額にもショックを受ける。
高く見積もっても、「30万くらいかな…」って思って怯えていたのに、その何倍もの金額に驚愕。
始めてなので相場がわからないし、あまりにも高いので、別の業者でも見積をしよう、と思いました。
くらしのマーケットというサイトから、見積もりを出しました。
仮見積もりですが、ずいぶん金額が違います。196,000円。
このサイトの良いところは、業者を自分で選んで指定することができ、大体の概算見積もWEB上で出せることです。また、日程まで一緒に指定できました。
通常仲介サイトのようなところでお願いすると、向こうが指定した業者ということになりますが、この「くらしのマーケット」というサイトは口コミを見ながら自分で業者を選べたのが良かったです。
暮らしのサービスを
オンラインで予約するなら!【くらしのマーケット】
【コウモリ駆除navi】コウモリ被害には、お電話一本で即日対応いたします
翌日、早速連絡が入り、訪問しての本見積となります。
最終的な金額も、196,000円でした。
何故にこんなに料金が違うのでしょうか?
しかしながら、初期段階と思われる段階で100万というのは、やはり痛い。
詐欺かどうかはわかりませんが、このようなサービス系での被害は確かにあるようです。相場を調べて良く比較してからお願いしないといけないですね…。
とりあえず、現実的に出せる費用ということで、後者の業者に依頼しました。
駆除
実際の作業に3人で来ました。超音波でコウモリを一旦外へだし、消毒。そして、戻ってこれないように隙間の入口をコーキングで埋めていきます。結局1日で終わらず、2日に分けての作業となりました。
「いやいや、お兄さん。コーキング、白は目立つよ、うちの壁にあう色にしてちょだいよ。」と希望を伝え、その後ブロンズカラーに変更してもらいました。
お金を払う側なんで遠慮なく希望はいいましょう。
足場がないので、やりずらいみたいですね。時間がかかりました。色を変えたコーキングは別途請求となりました。(チェッ)
まとめ
コウモリ駆除に適した季節は、4月から6月、そして9月から10月が適しているとのこと。夏は出産の時期で赤ちゃんを守るために巣から出ていかないし、赤ちゃんは飛ぶことができないので、巣に残ってしまいます。また冬は冬眠するので駆除できない、という理由からです。
とにかく、巣が大きくならなうちに、早めの対策が必要とのこと。
そして普段使わない部屋、人気のない部屋の周辺はコウモリに狙われやすいです。我が家もそうでした。なのでシャッターがあれば、マメに開け閉めすることをおすすめします。
また駆除を依頼する業者を選ぶ際は、じっくりと比較検討してください。高い、安いだけでは判断できないところもあるので、内容についてもしっかり相談してください。
今回お願いした業者さんが、果たしてよかったのかどうかは今後にかかっております。コウモリが帰ってこないことを祈ります。結果はいかに…。
それでは。
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