我が子が小学校を卒業しました。
卒業式では定番で卒業ソングを歌いますね。
私は、子供の歌声を聞くとなんかうるっと来てしまうのです。
擦れた感じの今時の子供ですが、それでも純粋な部分はたくさん残っているのでしょうね、
真っ直ぐな歌ごえに心が洗われます。
子供たちのこの3年間は悲惨でした。
どうして、この子達はこんな目に遭わされてきたのか、怒りがこみあげると同時に、「これからもっと大変なことが待っているかも知れないけれど、あなた達は日本の宝です。どうか自分の力で幸せになってください。」と願いながら子供たちの歌声を聞いておりました。
余計に涙があふれてきてしまいました。
短縮バージョンで行われた卒業式。在校生の出席もなく、祝辞や祝電は全て省略でした。
オリンピックはやるのに、運動会はできない。
旅割だの大人たちは旅行するのに、林間学校、修学旅行は禁止。
楽しい給食の時間、黙食。
合唱もマスク、授業中もマスク、体育もマスク。
学校も行けない時があった。
運動量が圧倒的に少ないのでしょうね、卒業式での入退場での行進では変な歩き方をしている子供がたくさんいました。皆、猫背気味(スマホの影響でしょうか?)。
マスクのせいか、顔にハキがありません。
それでも式が終われば自然と笑顔も増えて、友達同士ではしゃいでる姿を見て、とても嬉しく安心しました。
今回の卒業式、子供たちは2割くらいはマスクをしていました。
大人達は95%がマスクしていましたね。
私たち夫婦はマスクなしで参加しました。はれの日にマスクなんてしたく無いです。
大人が外さなけれが、子供達も安心して外せませんよ。
ただ、以前と違ってマスクしていなくても睨まれたりはしませんでしたけど。
卒業アルバムだってそうです、一人一人で写るのは流石にマスクしていませんが、思い出のページなんかは皆んなマスクをして写っていて、我が子以外誰が誰だかわからない。こんなアルバムだったらいらなく無いですか?
「こんな時もあったよね?」って思い出になるのですか?
こんな時代を選んで生まれた子供達なのだから、きっと乗り越えていってくれるでしょう。
とにかくこれからも健やかに育ってほしいものです。