先日、副鼻腔炎を患い、漢方治療を始めたブログを書きました。
今回は、その続編でございます。
思わぬ展開が待っていました!!!乞うご期待!!
やっぱり手術しかないのか…
漢方治療を始めてから、元々受診していた耳鼻科を訪ねました。
漢方医のところではレントゲンが撮れないためです。
しかし、今回はレントゲンは取らず、内視鏡を入れて診察。
「ポリープ(鼻茸)が出来てるね〜、やはり外科手術をした法がいいよ」「抗生剤治療はこれ以上できないよ」
とのこと。
1週間も入院するのはどうしても嫌で、自分なりに調べて
「日帰り手術などは無理なのか?」と尋ねるも、私は甲状腺機能亢進を患っており、まず日帰り手術は受けてもらえないでしょう、とのことでした。
また、漢方の話をするも、「まあ、無理ですね…」と。
「とりあえず、大きい病院紹介するから、受診してみては?手術って言っても、今だと半年先になると思うし、1年以内には手術したほうがいいよ」とのことで、紹介状を受け取りました。
しかし、どうしても納得いかないことが!!!
1、副鼻腔炎の特徴とも言える後鼻漏がないこと
2、鼻洗いや、鼻をかんでも膿のようなものが出てこない事
3、レントゲンを撮り薬を処方するだけで、ネブライザーや、鼻洗いなどの処置を全くしてくれないこと
色々とネットや本で勉強していると、「副鼻腔炎に手術は必要ない」という文字が目に入りました。
※これは私の体験談であり、私は医者ではないので、参考程度に読んでくださいね。
その病院は自宅から高速で1時間ほどの場所にあり、完全予約制の自由診療で医療を提供している耳鼻科でした。
ここのところ、顔に痛みというか重たさを感じるようになり、なかなか改善しないため思い切って受診をして見ることにしました。
上顎洞穿刺洗浄療法
副鼻腔炎の治療は、とにかく溜まっている膿を出すことが先決らしいのです。鼻から針を刺して副鼻腔を直接洗浄する方法です。
一通り検査をしてから、鼻に麻酔をします。針って言うから細い針をスッと刺すだけかと思っていたら、違います。
鼻の骨?に直径2mmもあったかな…、その針をぶっ刺して副鼻腔の中に洗浄液を流すのです。
その針をぶっ刺す時、骨を砕くような音が脳に響きます。すごい衝撃的な体験をしました。
頭を押さえられて「ガシっ」とぶっ刺すんですよ。(笑)
麻酔してますから、痛いわけじゃいけどその音たるや衝撃的すぎて…
そして一気に洗浄液を流し込みます。下を向いてトレーのようなところにジャバジャバ流れ出る血液と液体。
鼻からは血と液体、目からは涙、その姿たるや凄い姿になっておりましたが、説明するために呼ばれた夫が超絶ひいてました(笑)
いやね、これ間髪入れずに次々と慣れた手つきでやってくださるので、怖がってる暇もなかったのですが、次またやれと言われたら恐怖心が湧きますね(笑)
結果、膿は出ませんでした。菌がいるかどうか調べるために一応採取して検査に出します。
診断結果
レントゲンをとると、確かに白く副鼻腔炎として映るのだが、膿は溜まっていないし、アレルギー性鼻炎を併発していて、それによる炎症で副鼻腔炎を起こしている、とのこと。
よって「手術は全然必要ないし、副鼻腔炎も問題なく治療できるよ」と言われました。
その後、アレルギーのパッチテスト受け、ネブライザーや吸引をして、検査終了。
副鼻腔の洗浄を行なったあと、あんなに痛かった顔の痛みが楽になり、なんだか目も良く見える。そして顔の腫れぼったさも引きました。
また1週間後、検査結果を聞きに行きます。
子供が泣いて喜んでくれた
子供に入院しなくていいことを告げたら、泣いて喜んでくれました。ほっとしたんでしょうね…。だって、ママと何日も離れたことなんてないのですから。
このご時世、お見舞いも来れませんからね。
何より私も嬉しいです。
やっぱり自分が納得いかないことは、ちゃんと調べた方がいいし、自分自身で選択できるんだってことです。どうぞ皆さんもご自愛くださいませ。
ちなみに、自由診療の費用はおよそ2万円でした。(初診料、検査代、お薬代等。)
保険診療に比べて確かに高いですけど、入院費用や、またそのリスクを考えたら、
決して高いとは言えないのかな…、と思いました。
骨に穴が開く音、衝撃体験でした。私、お疲れ!!