赤ちゃんがなんで泣いているのかわからなくて、「放りだしたい衝動にかられた」というブログに出会いました。
「あ～、私もそういう時あったなぁ」、と懐かしくなりました。そんな私でしたが、ベビーサインを取り入れたことで、その後の育児が劇的に変わりました。
参考にしていただけたらと思い書いています。
子供のことが「可愛いと思えない」瞬間ありますか？
だいぶ前ですけど、ある女優さんがうまれたばかりの赤ちゃんのお世話が大変で、「可愛いと思えない」っていったら大バッシングを受けていました。
いや、これ、結構母親の本音ですよ。
産まれてすぐの赤ちゃんは、人間というより何か新しい生き物って感じでした。
お腹の中から外へ出てきて、この世界に順応しようと必死に生きているんでしょうね…。
母親だって、こんなにも思い通りに行かないことがあるのか？って挫折感を味わうわけです。キャリアのあるような女性だと尚更。
言葉の通じない、得体の知れない赤ちゃん、という生物と格闘し、疲れ果ててしまう。（本当は通じてるけど）
だから、あの女優さんの言ってることって、よーくわかります。
赤ちゃんが泣いている理由
眠い、お腹がすいた、おむつ替えて、熱い寒い…
他には、「ママ〜」「どこにいるの？」「私はここだよ」「そばにいて」「抱っこしてて」っていう時も泣く。
「抱き癖がつくから抱っこのしすぎはよくない」、とか言われて赤ちゃんを抱っこしたいのをなぜかこちらが我慢したりして…。
最初の1ヶ月は地獄でした。抱っこしない時間が30分しか許されない。30分経つと泣いて呼ばれる。
「どこいったのよ？ママ」って感じで泣いて呼ばれる。
結局赤ちゃんは新しいこの世界にいることが不安で、母を求めているのかな…って。
振り返るとそういうことだったんだって思いますね。
ずーっと続くわけがない。3ヶ月もするころにはある程度子供とのリズムも合ってきた。
だんだんと、自分の子供のことがわかってくる。
最初の１か月から３か月は、そういうもんだと割り切ったとしても、育児はまだまだ続くわけで…。
ベビーサインで赤ちゃんの気持ちがわかる！
「ベビーサイン」とは、赤ちゃんに生活に必要な動作や、食べ物、乗り物などを手話と同じようにサインで覚えてもらい、お手々を通じて赤ちゃんとお話しができるようになることです。
普通の手話より簡単にできています。
「そんなことできるの？」って思いましたが、近所にベビーサインの講習をやっている方がいて、その方のところへ行って教えてもらいました。
半年ぐらい ひたすらサインを見せ続けます。生後3ヶ月くらいからはじめました。なかなか反応しないので、だんだん嫌になって、ほんとにこれでいいの？って不安になるんですけど、めげずに続けます。
するとある日突然、サインが出始めます。
これ、「鳥」のサインです。
ある日、1歳になるちょっと前だったかな？お風呂の中で、ずーっと動画のようなサインを出していて、何やってんだ？って一瞬思ったんですけど、要はお風呂に浮いてるアヒルのおもちゃに反応してサインを出していたわけです。
おー、凄い！！って感動しました。その後もどんどん覚えさせたサインが溢れ出しました。
ちなみにうちの子が出した一番多かったサインは、「ヨーグルト」。なぜ？
そのおかげで、何が食べたい、何がしたい、など自分の気持ちを教えてくれるので、ぐずったことがほとんどありませんでした。
赤ちゃんは泣くことでしか、気持ちを伝えられないんです。だから泣いて知らせているんだね。
私は思いました。話すことができないだけで、赤ちゃんにも言葉を理解する能力が十分にあるのだと。物には名前があることも理解できる。
だから、こちらの言っていることも、ちゃーんと分かっているんだと。
その代わり、しゃべらなくても最低限サインで会話ができてしまうので、実際に話し出すのはほんの少し遅かったかも。
でも気にするほどではなかったですけど。
私はこのサインのおかげで、ずいぶん育児が楽になり、いつもご機嫌な赤ちゃんになって大変助かりました。
ずーっとは続かないから、頑張ってくださいね、赤ちゃんのお母さん！
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