我が家の庭には果物の木がいくつかあります。前の持ち主が植えたものです。
引越してそのまま庭を引き継いでいる感じです。
収穫際
近所に住む姑に来てもらい、柿の実を収穫。(自分ではやらない)
カラスが食べに来るということは、そろそろ食べ頃?らしい。
感想、
ちょっと早かったかな…。
甘さは出ているのですが、まだ硬くて。甘いジュルジュルな柿は好きではないのですが、かといって、固いままだとまだ食べにくいですからね。
もう1本裏にも柿の木があるのですが、そちらは逆に熟れ過ぎてしまって、カラスの襲撃にあい、半分くらい実が崩れてしまっています。
沢山採れたので、皆さんにおすそ分けしました。
この木なんの木?
そして、柑橘系の木にも、実がなりだしたのですが、疎い私はそれがいったい何の木なのかわからなかったんです。
畑を趣味でやっている知り合いの70歳代の男性に、実をみせて聞いてみました。
向かって左の小さい方、「きんかん」、右の大きい方、「だいだい」、とのこと。
(青様、正解!ありがとうございました。)
まだまだ青いですね、霜が降りる頃までそのままでいいそうです。お礼に柿をあげたら喜んでくれました。
私の予想は全くあたっていませんでした。
↓ ↓
お稲荷さんと、お正月飾り
そして、とある事実が判明したんです。
昨年の暮れにこの家に引っ越してきて、最初からあったこのお庭と木々と植物たち。
実は庭の中の一角に、お稲荷さんもあったんですよ。
でも、私たちでお世話できる気がしなかったし、うちが呼んだ神様でもないので、近所の神社にお願いして、魂抜?っていうのかな…、その後取り壊しました。
↑ この石で敷き詰めたところに、お稲荷さんがいたんですよ。左側にある木、これって榊なんですね。両端に植えてあります。
で、この裏に「だいだい」が植えてあるんです。夫も言いました、だからこの木は「だいだい」なんじゃねえの?と。
全てが繋がりました!!
この、お稲荷さん関係で「榊」やら「だいだい」が植えてあったんですね。いわゆる自給自足ってことです。なるほど…。
「だいだい」の語源は、熟した実が年を越しても落ちずに2.3年なりつづけるから、「代々」と呼ばれるようになったそうです。
後で知るのですが、「だいだい」ってお正月飾りに使われますよね?この「代々」が「代々栄える」という縁起を担いだものなのだそうです。
鏡餅に「みかん」を乗せることがありますが、「だいだい」でないと「代々」の意味がなく、ただの飾りってことらしいのです…
えーっ!!
子供のころからずーっと鏡餅にはみかんを乗せていたし、そんなこと親も教えてくれなかったし、全くもって意味なかったんだね…。
でも、お正月近くにスーパーで売られている鏡餅セットみたいのあるじゃないですか?あれにのってるプラスチックのみかんって、普通のみかんに寄せてません?
どうせプラスチックなら、「だいだい」に寄せて作るべきじゃない?って思うのは私だけでしょうか?
という訳で、一つお利口さんになってしまいました。
そういう昔ながらの風習とか、その意味とかって、いい年して全然しらなかったりして、とても恥ずかしいです。今年は鏡餅のみかんは、我が家になっている「だいだい」を乗せて、子供にも教えてあげたいと思います。
姑や、知り合いの男性は70代。そういうことにやはり詳しかった…。
年の功ですね…