子供の自主学習。
自主学習の定義として、「自分で課題を決めて、自主的に学習していくもの」とあります。
- 「自分が興味あるもの」
- 「自分が苦手だな、できないと感じているもの」
- 「テスト前に復習」
などを、自分で決めて取り組みましょう!ってこと。
なので、
- 普段の授業の予習復習
- 漢字練習
- 詩や物語の試写
- 算数漢字ドリルの解き直し
でもいいわけです。
普通の予習復習でもいいはずなのに、目立ちたいのか、褒められたいのか、ネタ探しが大変ですよね。
どんなことされていますか?
娘の自主学習
娘が今までに取り組んだものをあげてみますと
(社会)
- 歴史上の人物調べ
- 県庁所在地
- 都道府県別特産品
- 公害問題
- 全国観光地
- 3R(リデュース、リユース、リサイクル)
(理科)
- 星の動き
- 地球温暖化
- 水と空気の大きさ
(家庭科)
- 料理の作り方
(算数)
- 計算問題
- 文章問題
(国語)
- 漢字練習
社会や、理科についてが多かったです。
自主学習とは?
自主学習は、勉強する習慣を身につけさせるため、という目的で始まったとのこと。
3年生の時は、週に1回くらいしか出なかったのに、転校して4年生になった今、すごく回数が多くなったような気がしたんです。
でも、提出する以上、「宿題」ってことですよね?「自主」なんて言葉が付くからややこしい。
子供に聞いてもらちが明かない。
先日学校の個人面談があったので、直接先生に自主学習について伺いました。
回答は、
「宿題として出しているのは、週末か、まとめテストの前だけです。」
「あとは、自分で1ページでもいいからノート開こうね!ってスタンスで進めてます。」
「先生や学年、学校によって差があるのは確かですね。」
とのことでした。
私はてっきり自主学習が毎日の宿題なのかと思っていました。
今の子供は宿題が多いの?
私が小学生だったのは昭和50年代。こんなに宿題って出たっけかな?って思うんです。
娘が4年生になってますます増えた気がします。コロナで授業が遅れたせいでしょうか?または、元々4年生になるとこれくらい出るものなのでしょうか?
親からしたら、大した量ではない、と思わないでもないけど…、子供の集中力なんてせいぜい15分か20分でしょう、「さっさとやってしまいなさいよ〜」といつも声をかけてる。
おまけに、「丸つけまで、親が見てあげてください」というから、うーん、なんでこんなに負担が増えるの?と思っております。
ワークママは、家に帰ると忙しい。「ママ教えて〜」っていうのが結構きつい。(学年が上がるとこちらも問題も解けなくなりつつあるし…。)
自主学習が結局宿題と同等の扱いになる
そして、「自主学習何したらいい? 」と聞かれるのが一番困るのです。
目立ちたいのか?褒められたいのか?まるで自由研究のようなメニューを決めたがる…。
「これなんてどう?」っていうと、「それは〇〇だから」とか言って別の提案を要求され、こちらだって、もうネタがないですよ。
結局一緒に調べさせられる、自主学習が終わらないために、11時近くまで起きて寝ないこともありました。
「早く自主学習終わらせなさい!」「自主学習終わったの?」と声をかけることになり、結局普通の宿題と同じ扱いになるんですよね…。
自主学習について望むこと
子供との時間、やりとりは貴重な時間だし、子供の面倒を見るのは学校ではなく親が見るべきなのは理解していますが、何かふに落ちない。
聞くと、やってきた自主学習を生徒の間で回覧して、良かった自主学習にはシールを送り合うということをしているのだそうです。
各家庭で環境が違う、特別なことができない子供がそれによって卑屈に感じることはないのかな?
自主学習なら、優劣をつけること自体がおかしいはず。自主的にやったことであれば、何をしても比較せずに二重丸や優秀賞、よくできました、をつけてやってほしいな…。
もちろん、全てを平等にすることは世の中の状態からしても無理です。それは違う。それこそ夏休みの課題、自由研究のようなところで評価を分けてもいいと思う。
本来の目的である、「自主的に学習すること」で学ぶ楽しさを知り、自分への肯定感を身に着けてもらいたいですね。
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