過去に娘がお店のものを壊してしまい、冷や汗をかいた経験がございます。
個人賠償責任保険をご存知ですか?
個人賠償責任保険は、個人の日常生活での偶然な事故により、第三者にケガをさせたり、財産を毀損させた場合の法律上の損害賠償責任を補償する保険です。
具体例として、自転車で誤って他人に衝突しケガをさせた。子どもがサッカーの練習で誤って他人の家の窓ガラスを割った。店の陳列物を破損させた。洗濯機のホースが外れて階下を水漏れさせた。等が対象になります。
子供がいるご家庭の方、個人賠償責任保険、絶対加入した方がいいと思います。
それはレストランで起きた
子供が小学2年生の頃、とあるレンスランで食事をしようとお店の前で順番待ちをしていました。
そのお店の入り口は階段になっており、2、3段上がったところに踊り場がありました。そこに高さ1.5メートル以上はあろう大きな犬の置き物がありました。
イメージはこんなです↓
その犬の置き物は小さな台車に乗せられています。おそらく重たいので、出したりしまったりするのに必要だったのだと思います。
初めてのお店で、友達家族と来ていたこともあり、話しながらウロウロしていたんです。すると何やら大きな「ガッチャーン」と言う音がしました。
まさかと思ったら、すぐに我が子の大きな泣き声が聞こえてきました。
踊り場にあった大きな犬の置物が階段から落ち、見事に大破しておりました。接着剤でくっつければいいという、レベルではございません。
娘は大泣きするは、お店の中のお客達も「やっちゃったね…」という私達家族を哀れみる表情でこちらを見ていました。
慌ててお店の中に入り店員さんにオーナーを呼んでいただきました。
「これいくらするの?」「こんなの普通売ってないでしょ?」「明らかに特注でしょ?」「怪我人でなくて良かった…」とそんな思いが頭の中をグルグルとまわり、もう真っ青になっておりました。
お店のオーナーは特にこちらを責めるようなことはありませんでした。状況の悲惨さに、引いてはいましたが、お客様に向かって何かを言える状況ではなかったのだと思います。
許していただいたのか?
結局職場の名刺を渡し、その場を去りました。もちろん、食事はしませんでした。当然できる気分ではなかったです。
子供に事情聴取
どうしてこんなことになったのか?子供に聞いてみました。
「ちょっと後ろから押したら、動いて下に落ちてしまった。」とのこと。
そうなんです、実は台車に乗せらてはいたのですが、代車にはロックがついておらず、子供が押しても簡単に動いてしまう状態だったのです。
お店にも非がないとは言い切れない状態です。
2、3日してからお詫びを兼ねて菓子折を送り、今一度夫がお店へ連絡しました。幸いにも、お金の請求などはあリませんでした。
こうして事なきを得ましたが、まあ〜焦りました。これが本当に多額な請求をされたり、けが人が出たりでもしていたらと思うと、もうホントビビります。
今回のようなケースの他
- 友達に怪我をさせてしまった
- 自転車に乗っていたら、歩行者に怪我をさせてしまった
- キャッチボールの球がどこかのお宅の窓ガラスを割ってしまった(ドラえもんの漫画でよくあるやつですね)
等、子供がやりそうなこと、結構あります。意図的でないにしても、起こる可能性は充分にあります。
ウチは女の子だし、「大丈夫かな?」なんて思ってたんですがとんでもない。今回の件ですぐに個人賠償責任保険に加入しました。
個人賠償責任保険はどこで加入できるか?
現状、火災保険や自動車保険に特約として付保することが多いです。あまり単独ではないように思います。子供の病気、怪我の保障なんかとセットになることもあります。
ちなみに我が家は使用しているクレジットカードに損害賠償保険を追加しました。これがおすすめですね。
いずれも数百円で付保できます。例えば、自転車保険単体で入るより、保障範囲が広いのでお得だと思います。
加入者と生計を共にする同居の親族や、別居の未婚の子が対象になります。
今回は対物案件でしたが、これが対人だったら本当に大変だったと思います。
これで少し安心です。
これからも何事もなければいいのですが…。
子供がお店の物を壊してしまう、というなんとも冷やっとした体験でございました。
↓ 応援お願いします。